相貌的知覚

相貌的知覚とは、発達段階(幼児期)においての用語で、ウェルナー,Hが
提唱したもの。幼児・未開人・精神病者に顕著に見られる概念であり、
アニミズム心性の表れである。彼らの知覚の基本的・原始的な傾向として、
外界の世界を、人と共通した表情・運動を持つ世界・対象として知覚する
特徴を持っており、運動情動的態度が強く、非生物に対しても生命力のある
ものとして知覚する。それに対し、大人・近代人・健常者においては、
客観的・幾何学的・技術的知覚が支配的となっているのである。