心の理論

心の理論とは、心の性質いついての素朴理論のこと。プレマックらの
霊長類の研究で、チンパンジーが、他の仲間の心的状態を推測した
行動を取っていることから、人間との違いを見るのに提唱された倫理。
80年代以降、発達心理学・障害児心理学・人工知能論などで広く
研究されている。ウェルマンによると、2歳と3歳の間に飛躍があり、
3歳になり初めて、行為者の信念や欲求といった心の表象的な働きを
考えることができるようになり、4歳では自分と他者では異なる信念を
持っていることを考慮できるようになる。それに対し、自閉症の子供では、
こういった心の理論の欠如が指摘されているのである。